ウディ・アレン監督の長編作品４０作目の
コメディ映画。

あらすじ（ネタバレ）

舞台はニューヨーク。
ＩＱ２００の大学教授のボリスは
パニック障害を患い
発作的に自殺を図って
自宅の二階から飛び降りるも
日よけの上に落ち
脚が不自由になります。

妻と離婚したボリスは今は近所の子供たちにチェスを教えて
一人で暮らす身の上に。

そこに若い家出娘のメロディが転がり込んできます。
皮肉屋で厭世家のボリスと
素直で美人のメロディは
年の差と知性の差を乗り越えて結婚。
一年が経ちます。

そこへメロディの母親が田舎から訪ねてきます。
夫であるメロディの父親が浮気をして出て行ったと。

メロディの母親はニューヨークで
趣味だった写真の才能を開花させ、
二人の恋人と同棲。
良妻賢母から大変身します。

一方メロディは母親を通じて若いイギリス人俳優の男性と知り合い
お互い恋に落ちます。
悩むメロディ。

そんなところに今度はメロディの父親が登場。
浮気相手と上手くいかなくなり、
妻と寄りを戻そうとしますが、
依然とすっかり変わってしまった妻に
ショックを受けます。

バーで知り合ったゲイの男性に打ち明け話をするメロディの父親。
「妻と結婚したのは
同級生のアメフト選手にときめいた自分が怖かったからだ」

メロディと離婚したボリスはまた窓から飛び降ります。
今度は通りを歩いていた女性の上に落ち
無傷ですみますが、女性は大けが。

女性を見舞ったボリスに女性が言います。

「私は占い師なの。未来がわかるのよ」

「僕が落ちてくることはわからなかったの？」

大晦日の夜、皆が一堂に集まって
新年を楽しく祝います。

メロディは俳優と結婚してお腹に赤ちゃんが、
メロディの母親はふたりの恋人と、
メロディの父親はバーで知り合った男性と、
ボリスは占い師の女性と・・。