小さなお話（猫のくるみちゃん）

くるみちゃんは朝起きると 窓を開けて小鳥たちの「朝の歌」を聴きます。 でもいつも音程のはずれた声が混じって聞こえます。 きっと音痴の小鳥がいるのでしょう。 ある日、くるみちゃんは 毎朝聴く小鳥たちの歌を ピアノで弾いてみました。 すると窓辺に一羽の小鳥がやってきて くるみちゃんのピアノに合わせて歌... 続きをみる

小さなお話（なずなちゃん）

なずなちゃんからお弁当のリクエストがありました。 「すみれちゃんみたいなお弁当がいいの」 すみれちゃんは毎日、いわゆるキャラ弁を 持ってきているようです。 なずなちゃんのお弁当は 毎日ご飯を普通に詰めて ふりかけをかけたのです。 「そう、じゃあ明日作ってあげるね」 おかあさんは翌朝、猫の顔のおにぎ... 続きをみる

誕生日花言葉　小さなお話（なずなちゃん）

ルドベキア 正義 小さなお話 なずなちゃんはおかあさんに 朝顔の種を買ってもらいました。 プランターに植えると そのうちに芽が出て葉っぱも出て どんどん大きくなってきました。 葉っぱもいっぱいついています。 でもセミが鳴きだしても花が咲きません。 なずなちゃんは毎朝起きると まっさきに朝顔を見に行... 続きをみる

カエルのお嫁さん

三人兄弟のいいなずけが 機織りの腕くらべをしました。 一番上手に織ることができたのは 末息子のいいなずけでした。 犬のしつけも 末息子のいいなずけが 一番上手にできました。 母親は末息子といいなずけに 家を譲ることにしました。 でも末息子のいいなずけは 人間ではなくカエルだったのです。 上の兄たち... 続きをみる

婿選び（江戸小話）誕生日花言葉３０日 コイケさん追加

カエルの父親が娘に尋ねました。 「お前はどんな男と一緒になりたいんだね？」 「あたし・・ムカデさんがいいと思ってるの」 「ムカデかい。なんでそいつがいいんだい？」 「だって、お足（お金）をたくさん持ってて 楽ができそうなんだもの・・」 ３０日誕生日花言葉 ツルバラ 無邪気　爽やか コイケさんのルッ... 続きをみる

暑中お見舞い申し上げます🙂

小さなお話（なずなちゃん）

おかあさんとなずなちゃん、 公園に遊びに行きます。 「なずな、お外で遊ぶときは ちゃんと帽子をかぶらないとダメだよ。 そばかすができちゃうよ」 「そばかすって何？」 「お顔にできる茶色い点々のことだよ」 「・・おかあさんの顔に いっぱいあるね！」 「・・・・。 ほら、帽子かぶって、お水もたくさん持... 続きをみる

誕生日花言葉

２９日 ダリヤ 優雅 気品

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知り合いの猫ちゃん すごく可愛い。

小さなお話（なずなちゃん）

なずなちゃんとおかあさんが お散歩していた時のこと。 なずなちゃんが道端の黄色い花を見つけて おかあさんに聞きました。 「これ、なんていう名前？」 「これは・・ハハコグサね」 「ハハコって何？」 「おかあさんと子供・・おかあさんとなずなね」 「なんでハハコグサっていう名前なの？」 「・・（はじまっ... 続きをみる

誕生日花言葉

２７日 鬼灯 笑顔 ２８日 グロリオサ 栄光

小さなお話（猫のくるみちゃん）

くるみちゃんのお仕事は仕立て屋さんです。 その日、くるみちゃんは仕上がったワンピースを持って ヤマモト夫人のお宅を訪ねました。 ヤマモト夫人はお金持ちでちょっと小太りで 陽気な中年婦人です。 さっそくワンピースを着ていただきましたが 背中のファスナーが途中までしか上がりません。 「あら！くるみさん... 続きをみる

小さなお話（なずなちゃん）

なずなちゃんとおかあさんは なずなちゃんの赤ちゃんの頃のアルバムを 見ています。 「これ、だれ？」 なずなちゃんが指さしたのは 赤ちゃんのなずなちゃんを抱っこしている おばさんです。 おばさんはなずなちゃんをやさしい顔で 眺めています。 「この人はね、はるこおばさん・・ なずなのおばあちゃんのお姉... 続きをみる

小さなお話（なずなちゃん）

なずなちゃんはおかあさんと行った雑貨屋さんで とってもかわいいハンカチを見つけました。 それはなずなちゃんの好きな水色のハンカチで きれいな白いレースの縁どりがしてあって、 何よりも気に入ったのは 刺繍されている猫が なずなちゃんのすずに そっくりなのです。 「おかあさん、これ、欲しい」 「・・な... 続きをみる

月夜と眼鏡　小川未明

町も野も緑に覆われる季節のこと、 ある穏やかな月の夜 町はずれの家でおばあさんがひとり針仕事をしていました。 年のせいでなかなか針に糸が通らず難儀していた時 折よく眼鏡売りの男が訪ねてきました。 おばあさんは男から眼鏡を買いました。 眼鏡をかけると まるで若い頃のように何でもハッキリ見えます。 し... 続きをみる

誕生日花言葉

ラークスパー 快活 陽気 ラークスパーとは雲雀の蹴爪という 意味だそうです。

小さなお話（なずなちゃん）

なずなちゃんとおかあさんは スーパーに来ています。 「なずな、お野菜に触っちゃダメだよ。 買わないのは触っちゃダメなの。」 「あのおばちゃん、いっぱい触ってる・・」 「うーん、一番いいのはどれかって 選んでるのよ。 でもみんな一緒なの。」 「おしえてあげたら？」 「・・（怖いこと言うなぁ・・） な... 続きをみる

殿様の茶碗　小川未明

ある国に有名な陶器師がおりました。 ある時役人がやってきて 陶器師に殿様の使う茶碗を注文しました。 「なるべく薄く軽い上等な茶碗を作ってもらいたい」 陶器師も薄く軽い器こそ上等なものだと 信じていました。 出来上がった茶碗はこれ以上は無理というほど 薄く作られていました。 殿様はその茶碗を使うたび... 続きをみる

小さなお話

夕ご飯の時のこと 「ほら、お豆腐も食べないとだめよ。 今日は暑かったから冷ややっこにしたの」 それを聞いたなずなちゃんは 「どうして冷ややっこっていうの？」 「・・（また面倒なこと言いだした） 冷たいやっこさんだからよ」 「やっこさんって、だれ？」 「・・ほら、なずな、コロッケ冷めちゃうよ、 早く... 続きをみる

小さなお話

猫のくるみちゃんの仕事は 仕立て屋さんです。 お客さんから注文をもらって おうちで洋服を作っています。 ある日くるみちゃんは 近所に住むふたごのうさぎ、 りりとるるに 夏のワンピースを作ってあげることに しました。 りりとるるは顔がそっくりで お母さんでも間違えるので いつも色違いの洋服を着ていま... 続きをみる

誕生日花言葉

酔仙翁 私の愛は変わりません ☆☆☆ 朝顔🙂 。

赤い蝋燭と人魚

身重の人魚は考えました。 「人間は魚たちより優しいと聞いた。 この子は海で育つより幸せになるだろう・・」 老夫婦に拾われて大事に育てられた人魚の娘は 大きくなると蝋燭に絵を描き始めます。 その蝋燭は海のお守りとして 飛ぶように売れました。 ところがある日、 老夫婦は訪ねてきた南方の香具師に言いくる... 続きをみる

誕生日花言葉

２４日 睡蓮 清純な心

「くるみちゃんのカップケーキ　３」

ある日の昼下がり、 くるみちゃんは郵便受けを見に お庭に出ました。 テーブルのカップケーキは 半分ほど売れていました。 するとどこからか楽し気な歌が聞こえてました。 見ると三匹のリスが くるみちゃんの家の方に向かって 歩いてきます。 リスたちはくるみちゃんのお庭にやってくると くるみちゃんの見てい... 続きをみる

「くるみちゃんのカップケーキ　２」

くるみちゃんの作ったケーキは 通りかかった人が ひとつ、ふたつと買ってくれて だいたい午後の三時すぎくらいには 売れてしまうようでした。 お金もちゃんとかごに入っていました。 ところが何日か経つうちに 売れたケーキの数と、かごのお金が 合わない日が出てきました。 「お金を払わないで 持っていってし... 続きをみる

小さなお話「くるみちゃんのカップケーキ　1」

猫のくるみちゃんは 自分で作ったケーキをおうちで売ってみることに しました。 お酒につけたほしぶどうや 刻んだ木の実のたっぷり入った こぶりのカップケーキです。 朝早く起きてカップケーキを１０個焼くと お庭のすみにテーブルをおいて お皿のうえにカップケーキを並べました。 よこに「一個１００円です。... 続きをみる

小さなお話

おかあさんとなずなちゃんが お話してます。 「あたし大人になったら おとうさんみたいにクルマ運転するの」 「どこか連れてってくれる？」 「おとうさんが病気になったら 病院に連れてってあげるの」 「そうなの（何の病気かしら?）・・それから？」 「おかあさんとディズニーランドに・・」 「それでなずなと... 続きをみる

誕生日花言葉

２２日 ナデシコ 純愛 ２３日 釣鐘草 思い出

小さなお話

なずなちゃんのおかあさんと かけるくんのママがおしゃべりしています。 「この前かけるに、 ママとみすず先生とどっちがかわいい？って 聞いたのよ」 「・・・（それは罪な質問・・）」 「かけるったら、しばらく考えて ちっさーい声で、みすず先生、って！ どう思う？」 「・・・」 「まぁ、新卒の先生と張り... 続きをみる

コイケさん、投票に行く

小さなお話

なずなちゃんは お絵描きがだいすきです。 その日は幼稚園で 「おうちの人の絵」を描きました。 なずなちゃんの絵を見たみすず先生が ほめてくれました。 「あら、すごく上手に描けてるね！ おとうさんとおかあさんとなずなちゃんと・・ これは？熊さん？」 「猫のすず・・」 「・・あ、そうなの、かわいいね！... 続きをみる

コイケさん

リーコ

誕生日花言葉

１９日 月下美人 艶やかな人 ２０日 ひまわり あなただけを慕っています ２１日 ミント 美徳 イラスト 花言葉、遅れた分もまとめて… すみません😣

リーコたち

クーラーきかせて お留守番お願いね。

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今日3枚描いて満足しました😊 何度も更新してしまいました。 観てくださってありがとうございました。

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今日ずっと家にいて趣味三昧です🙂 そろそろ散歩に行こうかな〜

久しぶり？コイケさん

小さなお話

なずなちゃんの一番の好物は苺です。 その日のおやつは苺の乗ったケーキ。 なずなちゃんは苺は最後に食べようと思って 脇に除けておきました。 ケーキを食べて、 さぁ苺・・と思った時、 そばにやってきたお父さんが 「なんだ、苺いらないのか？」 とひょいと苺を指でつまみ上げて ポイと口に入れてしまったので... 続きをみる

小さなお話

ある日、なずなちゃんはお父さんとお母さんと 三人でお散歩していました。 なずなちゃんは道端に咲いている 黄色いお花を指さして お父さんに聞きました。 「これなんていう名前？」 「あぁ、これは月見草だよ！」 お父さんは自信満々に答えました。 （・・それ待宵草では・・） お母さんはそう思ってこっそりス... 続きをみる

小さなお話

寝る前になずなちゃんが お母さんにこんなことを言いました。 「お友だちをいじめたり 仲間はずれにしたらいけないんだよね。 みんなで仲良くねって 先生言ってた。」 「そうね、なずなはそんなことしないよね？ そんなことされたら悲しいものね」 「うん、でもいじめられたり 仲間はずれにされたらどうするの？... 続きをみる

誕生日花言葉

猫と朝顔 １８日 バーベナ 魅力

誕生日花言葉

キボウシ 落ち着き

小さなお話（「金の輪」小川未明童話集より）

病気がちの少年は 熱が下がってようやく外に出ることを 許されました。 通りには子供は誰も出ていません。 少年はひとりぼんやり立ち尽くしていました。 すると通りの向こうから 少年と同じ年頃の男の子が 美しい金の輪をまわしながら 走ってきました。 男の子は少年の横を通り過ぎるとき 少年をちらっと見ると... 続きをみる

誕生日花言葉

露草 尊敬

小さなお話

なずなちゃんとお母さんがお散歩をしていたら ワンちゃんを連れた人に会いました。 「この子、もう１６歳なのよ」 「そうなんですか、長生きですね。 とっても元気そう・・」 あとでなずなちゃんはお母さんに 聞きました。 「ワンちゃん、おじいちゃんだったの？」 「そうね。（おばあちゃんだったかも・・）」 ... 続きをみる

3連休の誕生日花言葉

１３日 日々草 甘い思い出 １４日 ハナトラノオ 素直 １５日 カンナ 尊敬

小さなお話

猫のすずは飼い主のなずなちゃんの 麦わら帽子が大好きです。 麦わら帽子は お日様と枯草と なずなちゃんの髪のにおいがします。 「こらすず、帽子から出なさい！」 お母さんが麦わら帽子にシュッシュッっと へんなにおいをスプレーしてしまいました。 すずもすぐに大きくなって なずなちゃんの麦わら帽子に入れ... 続きをみる

小さなお話　☆追記あります。

ミサキははじめての子育てと家事で 毎日忙しく過ごしていました。 ある日曜日、夫のユウジが言いました。 「ミユは俺がみててやるから たまには一人で出かけてこいよ」 ミサキは少しおしゃれして 電車で街中に出ました。 話題の映画を見て 洋服屋を見て歩き、 おしゃれなカフェでお茶を飲みながら 窓から道行く... 続きをみる

小さなお話

ある日、なずなちゃんはお父さんに 聞きました。 「おとうさんはどうしておかあさんと ケッコンしたの？」 「おかあさんが、 どうしてもケッコンして！って 言ったからだよ」 「ふーん…」 別の日になずなちゃんは お母さんに聞きました。 「おかあさんはどうして おとうさんとケッコンしたの？」 「おとうさ... 続きをみる

小さなお話

ある日、なずなちゃんとお母さんは バスに乗っていました。 ひとりのお姉さんが 近くに立っていた女の人に 「よかったらどうぞ…」 と席を譲ろうとしました。 女の人はなずなちゃんのおばあちゃんより 少し上くらいの年に見えました。 「大丈夫です」 女の人は断って横を向きました。 お姉さんは次のバス停で ... 続きをみる