昔話
昔、気の優しい働きものの若者がおりました。
ある日若者は
ワナにかかった子狐を見つけ
かわいそうに思い助けてやりました。
「気をつけて山へお帰り」
☆
その日の夜、
若者の家の戸を叩くものが
ありました。
若者が戸を開けると
そこには一匹の狐が立っており
「今日はうちの子供を助けてくださり
ありがとうございます。
お礼にこれを差し上げます」
そう言って
狐は若者に一枚の頭巾を手渡すと
山に帰って行きました。
つづく
昔、気の優しい働きものの若者がおりました。
ある日若者は
ワナにかかった子狐を見つけ
かわいそうに思い助けてやりました。
「気をつけて山へお帰り」
☆
その日の夜、
若者の家の戸を叩くものが
ありました。
若者が戸を開けると
そこには一匹の狐が立っており
「今日はうちの子供を助けてくださり
ありがとうございます。
お礼にこれを差し上げます」
そう言って
狐は若者に一枚の頭巾を手渡すと
山に帰って行きました。
つづく