レモンタルトの夢

イラスト、写真、お話しなどを載せています。時々根尾くん♪

映画「恋に落ちて」

出演 メリル・ストリープ ロバート・デ・ニーロ
   ダイアン・ウィースト(モリーの友人)
   ハーヴェイ・カイテル(フランクの友人)


あらすじ・・ネタバレで長いです。


ストーリー


クリスマス・シーズンで賑わう、
ニューヨークのマンハッタン。


書店の中でぶつかった
見知らぬ者同士のモリーとフランクは
持っていた本の包みを取り落とし、
家に帰ってお互い相手の本を持ち帰ったことに
気が付きます。


イラストレーターのモリーは
ニューヨークの郊外で
夫のブライアンと二人暮らし、
建築技師のフランクもやはり郊外で
妻のアンとふたりの子供と
平凡な家庭生活を営んでしました。


年が明け、
ふたりは電車の中で再会します。
フランクは通勤で、
モリーは入院中の父親の病院に通うために
その路線を使っていました。


何度か電車で会ううちに
お互いに配偶者にない魅力を感じ、惹かれ合い
秘密の付き合いがはじまります。


その頃、フランクには昇進につながる転勤の話が
ありましたが、
モリーのために棚上げに。


モリーは神経質な夫との生活に疲れを感じていました。


お互いに想いを募らせるますが、
罪悪感から自制心がかかり
一線を越えられない二人。


モリーはフランクに別れを告げます。


しかし、
フランクの妻のアンは
夫の異変に気が付いていました。


問い詰められ、
フランクはアンに告白します。


「ある女性を好きになった。
でも何もなかった。何もないままで終わった。」


「何もなかった方がずっと悪いわ。」


アンは子供を連れて実家に帰ってしまい
フランクは一人転勤する決心をします。


父親が亡くなり、鬱状態のモリーに
フランクから電話がかかってきます


「これから赴任先のフィラデルフィアに出発する。
最後に一度だけ会って欲しい」


モリーは近くに夫がいたせいもあり
何気ない様子を装って電話を切りますが、
夫のブライアンが言います。


「そいつとは終わったんだな。」
夫はモリーの不倫を知っていました。


「あの人は遠くに行ってしまうの。」


夫の制止を振り切り、家を飛び出したモリーですが
結局フランクに会うことは出来ませんでした。


☆☆☆
そしてまたクリスマスが巡ってきました。


グランドセントラル駅で
偶然出会うモリーとフランク。
ふたりとも夫婦仲が元に戻ることはなく
別居していました。



「あの時は見送りが出来なくてごめんなさい。
行くには行ったんだけど・・」


「いや、いいんだよ・・。
ご主人は元気・・?」


「ブライアントと私は・・
ええ、主人は元気よ。」


ふたりは互いの近況を話しますが、
肝心なことを口に出せず、
単なる知り合いのように
別れます。


電車に乗り込むモリーと
駅構内の雑踏の中を歩き出すフランク。


しかし
ふと足を止めて
考え込むような表情をしたフランクは
踵を返して走り出し、
モリーの乗った電車に駆け込んだのでした・・。


☆☆☆


フランクがアンに
親友が離婚したと話すシーン。
「愛が無くなったんだそうだ。」
「世間に愛し合っている夫婦なんているの?」
アンはそう答えます。


モリーとフランクは
年をとってもずっと愛し合って
一緒に暮らしてて欲しいと
映画の中の人たちなのに
思う私・・。




おまけ☆



最後まで見てくださって
ありがとうございました(*^-^*)