監督　クロード・ソーテ
主演　ロミー・シュナイダー　
　　　イブ・モンタン
　　　サミー・フレイ

あらすじ

３０代の美しいシングルマザー、ロザリーは
解体業を営む中年男のセザールと
同棲生活を送っていました。

セザールは陽気でタフな男で
ロザリーに夢中。
ロザリーの娘も可愛がってくれていましたが
実は非常に嫉妬深い男でした。

ある日ロザリーは
セザールと一緒に出席したパーティで
昔の恋人ダヴィッドと再会します。

嫌いで別れたわけではない二人は
すぐに昔の親密な感じを取り戻します。

「ダヴィッド、貴方は追いかけずに

私を捕まえる人ね」

イラストレーターのダヴィッドは
ロザリーと同年配、温厚かつ繊細な男で
セザールは自分と真逆な魅力を持つダヴィッドの元に
ロザリーが戻るのではと心配を募らせます。

ある日ダヴィッドのもとを訪れたセザールは
こう嘘をつきます。
「ロザリーと自分は正式に結婚することになった」

ダヴィッドからその話を聞いたロザリーは
娘を連れて家を出、ダヴィッドのところに
身を寄せます。

ロザリーに去られたセザールは嫉妬に狂い
ダヴィッドのアトリエに侵入して
部屋中を滅茶苦茶に荒らしてしまいます。

ロザリーとダヴィッドはセザールの事務所から
損害分のお金を金庫から取り出し
セザールの前から姿を消します。

数か月後、
家族友人とバカンスを楽しむロザリーとダヴィッドのところに
セザールがやってきます。
「すいぶん探したんだ・・」

反省し憔悴した様子のセザールを
ロザリーとダヴィッドは拘りなく迎え入れます。
そしてしばらく一緒にバカンスを過ごすことに。

しかしある日ロザリーは娘を連れて
ふたりから身を隠してしまいます。

恨めし気にダヴィッドを見るセザール。
「そんな目で僕を見るなよ・・」
二人は茫然と立ち尽くすのでした。

数年後、ある家の前で一人の女性が車から降ります。
家の中ではセザールとダヴィッドが
仲良く食事の支度をしていました。

窓の外に立つロザリーに気づいたダヴィッドは
セザールに教えます。
同じく外を見て
信じられないという表情のセザールを
ダヴィッドは優しく見つめるのでした。

おわり

サミー・フレイとロミー・シュナイダーとイブ・モンタン。

ロミー・シュナイダーがとっても綺麗です。
アラン・ドロンのガールフレンドだった時期があったとか。
わりと若くして亡くなっています。