昔話「はまぐりひめこ」

「はまぐりひめこ」その一


昔ある漁村にひとりの若者とそのお祖母さんが
暮らしていました。


食べるだけでかつかつの暮らしでしたが
両親が亡くなったあと
若者はお祖母さんをとても大切にしていました。


ある日若者は海に船を出しました。
でも採れたのはちいさなはまぐりがひとつだけ。
これだけではどうしようもないと若者が思っていると
はまぐりはどんどん大きくなり
ひとりの娘に姿を変えました。


「私ははまぐりひめこと申します。
あなたの家に連れて行って下さい」


若者は「うちには食べるものもあまりないし
連れてはいけない」と断りましたが
再三娘にお願いされて
ついに娘を家に連れて行くことになりました。


若者が娘を連れ帰ると
お祖母さんは「可愛らしい娘さんがござった」と
たいそう喜びました。


そして三人で少ない食べ物を分け合い
ささやかな夕餉をとりました。


つづく


☆★☆


「小公女」表紙コレクション その二



ずいぶん大人っぽい表紙。


今時の表紙


憂いを帯びた表情。



↓たぶん酒井駒子さんの絵。






「小公女」表紙コレクション その一

小学生の頃「小公女」が好きで
何度も読み返しました。
何が好きだったかって、
屋根裏部屋とそこにやってくるサル・・。



↑あ、猿が描いてある~。岩波っぽい・・。


たいていお人形さんを抱いてますね。



↓いつくらいのかな?

↓戦前?