「犬と猫とうろこ玉」(2)ムーミングッズ
「犬と猫とうろこ玉」(2)
ある日、おじいさんの店にひとりの若者が
やってきました。
若者は「わたしを番頭としてやとってください」と
言います。
それでやとってみると、若者はよく働き
また大変利口だったので
おじいさんはすっかり若者が気に入り
お店のことを色々任せるようになりました。
ところが番頭はおじいさんの大事なうろこ玉を
盗み出し、姿を消してしまったのです。
それからおじいさんはすっかり元気をなくし、
お店も寂れ、また貧乏に戻ってしまいました。
しょんぼりしているおじいさんを見て
おじいさんの犬と猫は
うろこ玉を探す旅に出ることにしました。
(つづく)
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ムーミングッズ(食器編)
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