ルッチが退院した日。

診察室に連れてこられたルッチは

オムツをつけて、

やつれきった顔をしていました。

抱っこすると小刻みに震えて

時々、グルル…と小さな声をあげました。

あまりの元気の無さに

不安が込み上げる私。

家に帰っても歩こうとせず

寝床で眠り続けるルッチ。

毎晩ルッチは

私がお風呂に入っている間

ずっとドアの前で待っていて

それから一緒に私のベッドに入ります。

でもその夜、ルッチは寝床から出てこず…

布団の中で、

手術しない方がよかったのかも…

と考えていたら、

犬の足音が…

リーコが起きてきたのかと

思って見たらルッチがベッドの下に

いました。

しばらくルッチを抱っこして泣きました。

ルッチ、痛くて辛い思いをさせて

本当にごめんね。

☆☆

今日のルッチ。

だんだん回復してるよう…