レモンタルトの夢

イラスト、写真、お話しなどを載せています。時々根尾くん♪

映画「青年の椅子」

1962年制作。
主演 石原裕次郎
芦川よしみ 水谷良重(現水谷八重子)



これも源氏鶏太原作のサラリーマン小説を元にした
映画。
「堂堂たる人生」「喧嘩太郎」も観たけど
皆同じようなストーリー。
短くてサラッと気楽に観られる。


石原裕次郎というと
「三つ揃えのスーツにブランディーグラス」のイメージしかなくて
若い頃の映画は観たことがなかったけど
足が長くて、
笑うと八重歯がのぞいて可愛らしい・・
当時の若い女の子は映画を観て
「こんな彼氏が欲しい」って思ってたんだろう・・


ところで古い映画を観ると
当時の風俗がわかって面白い。
寿司屋でもバスの中でも国会の議場でも
煙草は吸い放題。
都電が走り、電車賃は10円とか20円。
食堂車、電話交換手。
あちらこちらでストライキやデモ行進。
(最近どこかのデパートでストライキがあったみたいだけど)
若い女の子はお出かけの時は白い手袋をつけてる。
やたら「男なんだから」「女のくせに」というセリフが多い。
婚前交渉(死語?)があると女は「キズもの」呼ばわり(すごいね)。