民話 姥捨て山 2
男は母親を連れて山を下り、
見つからないように
二人でひっそりと暮らすことにしました。
その頃、国の殿様は
隣国から無理難題をふっかけられて
頭を悩ませていました。
それは・・
「曲がりくねった穴のあいた玉に
糸を通すにはどうすればいいか考えろ。
もし答えを出せなければ
そちらの国に攻め入ってうちのものにする」
というものでした。
隣国は殿様の国とは比べ物にならないほど
大きい強国でした。
殿様は「答えを考えたものには褒美を取らす」と
国中にお触れを出しました。
つづく
男は母親を連れて山を下り、
見つからないように
二人でひっそりと暮らすことにしました。
その頃、国の殿様は
隣国から無理難題をふっかけられて
頭を悩ませていました。
それは・・
「曲がりくねった穴のあいた玉に
糸を通すにはどうすればいいか考えろ。
もし答えを出せなければ
そちらの国に攻め入ってうちのものにする」
というものでした。
隣国は殿様の国とは比べ物にならないほど
大きい強国でした。
殿様は「答えを考えたものには褒美を取らす」と
国中にお触れを出しました。
つづく