おばちゃんは新しいメダカを欲しがっとる・・
オレンジの可愛い女の子たちがいいんやと。

おっちゃんとホームセンターに行くと
メダカの水槽の前でわざとらしくじっと眺めて
「結構高いね・・」言うんや。

おばちゃんはついに、
ラーメン食うとるおっちゃんに言うた・・

「メダカ、買ってくれ・・」

おっちゃんは無言やった・・。

それから数日後のことや・・
おばちゃんが歯を磨いとると
おっちゃんがスマホをヒラヒラさせながら
おばちゃんのとこに来たんや。

「メダカの卵、買ったったぞ。５０個。」

「メダカの卵・・
卵じゃなくて、大人のメダカが欲しいんだけど・・
卵って、ちゃんと孵るの？」

「知らんがや！」

おっちゃんはそう言い捨てて
戻って行った・・

おばちゃんは途方に暮れとる・・
５０個のメダカの卵をどうやって育てたらええんか
おばちゃんにはさっぱりわからん・・

おばちゃんはメダカの代理母になるんやな・・（注）

おばちゃんの可愛いメダカたち。

★★★

（注）たまみは韓国のマクチャンドラマ（ドロドロ愛憎劇）
の観過ぎです。