ジアンは会いに来た父親にこう告げます。

「家に帰るつもりはない。
いばらくそっといておいて欲しい。」

ショックを受けた父親は
寝込んでしまいます。

ジアンは財閥の兄ドギョンが勧める
会社の面接も断ります。

理由を聞く友人のヒョンに

「大学を卒業するとき
中堅企業なら正社員として
就職できた。
でも見栄を張りたいばかり
大企業に拘っていた。
そして実の親が財閥と信じて飛びついた。
貧乏な親をあっさり捨てたのよ。
私はその程度の人間だったの。」

ヒョンはジスをランチに誘います。
まだお互いジアンとの関係は知りません。
最近のジスの暗い様子を気に掛けるヒョンですが
ジスは「パン屋で働いている時が一番幸せ」と。

財閥の母ミョンヒはジスのパン屋勤めを辞めさせたがって
いました。
そして夫が行方不明のジアンを探すと言うと
「何のために」と答えるのでした。

ミョンヒがジスの私物を勝手に捨てたことで
2人の溝はますます深まります。

「うちの娘になるつもりがないなら
出ていって」と言うミョンヒに
ジスは
「部屋を用意してくれたら
すぐ出て行く。
私を育てるのに一銭も使わなかったのだから
それくらいは当然よ。
育ての親にも店一軒では
養育費に足りないわ。」と。

ジスは貧しい暮らしの中で
自分に精一杯のことをしてくれた両親を
思い出すのでした。

ドギョンはジアンを諦められず
彼女の周囲をうろつきますますが、
ジアンは自分の居場所を父親に教えたのが
ドギョンと知り、
怒りを露わにします。
「何様のつもりなの。
二度と私の前に現れるな」