あらすじ
最後にネタバレあります。

出張でリヨンを訪れた４７歳の独身男のマルク。
彼はパリで税理士をしていました。

マルクはパリ行の最終列車に乗り遅れ、
たまたま入ったカフェで
シルヴィーという女性と知り合い、
二人で夜通し街を歩き回ります。

離れがたいものを感じた二人は
パリでの再会を約束します。

日時と場所は決めたものの
二人は連絡先を交わさずに別れたのでした。

シルヴィーはかねてより同棲中のパートナーと
アメリカに行く話が持ち上がっており
迷っていました。

約束当日、
マルクは体調不良を起こし、
待ち合わせの時間に間に合いませんでした。

約束をすっぽかされたと思ったシルヴィーは
パートナーとアメリカへ旅立ちます。

その後体調が回復したマルクは
再び仕事でリヨンに。
マルクは職場の税務署で知り合ったソフィーと
付き合い始めます。

しかしソフィーは実はシルヴィーの妹だったのでした・・。

シルヴィー役はシャルロット・ゲンズブール、
ソフィーはキアラ・マストロヤンニ。
姉妹の母親にカトリーヌ・ドヌーブ。

キアラ・マストロヤンニは
カトリーヌ・ドヌーブとマルチェロ・マストロヤンニの
娘・・ということで
マルチェロ・マストロヤンニに似てますね。

不安を掻き立てるような音楽のせいで
「あー、これはバッド・エンドだ・・
きっと酷いことが起きる・・」って
ドキドキしてしまった・・。
姉妹が好きになるマルクが
あんまり魅力的に見えなかったなぁ。
どこがいいんだろ・・って思いながら観てました。

で、ネタバレですが
マルクはソフィーと結婚、
アメリカから戻ってきたシルヴィーと関係を持ちます。
結局マルクは不倫と仕事のストレスで
心臓発作かなんかを起こして亡くなる・・
マルクは死の間際、シルヴィーと電話で話していて、
ソフィーは夫の死と自分の姉との不倫を同時に知るっていう
救いのないラストでした。