小さなお話
ジュディはジャーヴィスの
プロポーズを断りました。
ジャーヴィスに自分が孤児だと
知られたくなかったからです。
ジュディは悲しみにくれます。
数日後、自分を大学にやってくれた
あしながおじさんから
はじめて、会いにくるよう
連絡がありました。
おじさんの家に行くと
そこにいたのは
ジャーヴィスでした。
訝るジュディにジャーヴィスは
微笑みながら言いました。
「小さなジュディ、
僕があしながおじさんだったって
まるで気がつかなかったんだね!」
(ウェブスター「あしながおじさん」より)