コイケさんと神さま
曽野綾子さんのエッセイを読んでいたらこんな話がありました。
ある国の信仰のあつい地域の修道院に視察に行ったところ
身寄りの無い子供たちが
里親を待っていた。
その中にひとり障害のある子供がいて
曽野さんがシスターに
「あの子は里親がみつかりますか?」と尋ねたところ
「あの子には里親希望者が沢山いて
今選んでるところです。
皆、ああいう子供を引き取って大事に育てれば
神様がお喜びになると言って
希望するのです」
曽野さんは神様に喜んでもらうため、
というのも一種の人間のエゴであるけれど
そういうエゴならばいいのではないか…
と書かれていました。
神様っているのかな…