レモンタルトの夢

水彩画と色鉛筆イラストのブログです。

写真3枚 「牛方と山姥」(3)

「牛方と山姥」


牛方が小屋で休んでいると、
外でガサガサと音がします。
そっと外を見ると月明かりに山姥の姿が
浮かび上がって見えました。


牛方は慌てて屋根裏に上がると
下の様子をうかがいました。


山姥は小屋に入ってくると
「今日は牛方を食いそこなった。
どれ餅を焼いて食ってから寝るとしよう」と
囲炉裏に火を入れて餅を焼き始めました。


そのうち山姥はうつらうつらと居眠りを
はじめました。


牛方は程良く焼けた餅を
屋根裏にあった長い棒で上から突き刺して
全部食べてしまいました。


目を覚ました山姥は
「わしの餅を食ったのは誰だ?」


牛方は
「ネズミじゃ、ネズミじゃ」と
答えました。


山姥は「何と、ネズミがおるとは
怖い怖い。今日は釜の中に入って寝るとしよう」と
大きな釜に入って自分で蓋をしました。


牛方はそっと下に降りると
山姥の入っている釜の蓋に大きな石を乗せると
火にかけました。


火はパチパチと燃え
山姥は「パチパチと鳥が鳴いておる。
もう夜が明けるか」
牛方は
「まだじゃ、まだじゃ」と
答えます。


火はぼうぼうと燃え
山姥は「ぼうぼうと鳥が鳴いておる。
もう朝が来たか」
牛方は
「まだまだ夜じゃ」と
答えます。


そのうち山姥は釜の中で焼け死んでしまいました。


牛方が釜の蓋をあけると
そこには一匹の大きな足長蜘蛛が
真っ黒になって入っていました。


(おわり)


☆★☆


今日のお弁当
  

まぁ、何て色とりどりなんでしょう!
(なんて言ってみる・・超手抜き・・)



「ルーちゃん、おかあさんお買い物に行ってくるよ。」


「リーちゃん、おかあさんお出かけするから
お留守番だよ。」


二匹とも寝たままでお見送りしてくれません。


でもお出迎えはしてくれます。


ルッチ、お休みなさい^_^