財閥の家を出てからジアンは泊まれるサウナで
過ごしていました。

ジスは電話でジアンを呼び出し
「姉さんとお父さんたちは
お金のために私を騙して裏切った」と詰ります。

姉妹として育った二人の間に深い亀裂が生まれます。

家に帰りジアンに会ったことを両親に話し
「ジアンは元気そうだった。
でも私とジアンは姉妹じゃない。」と。
母ミジョンは
「あなたのことは本当の娘と同じ
大事に思って育ててきた。
ただジアンの性格から
今の生活はもう耐えられないと思った」と。

複雑な思いで母の話を聞くジス。
ジアンはジスと違い気が強く
プライドの高い性格。
苦学したため成績があげられず
正社員になれなかったことで
苦しんでいました。

ジスの職場に財閥の実の父が訪ねてきます。
ジスは父親にこう言うのでした。
「そもそも幼い私を見失ったそちらに非があるのに
うちに急に押しかけて
一方的に育ての両親を詰った。」と。

（父さんが私が欲しがっていたオーブンを買ってくれたのは
私に後ろめたかったからで
母さんが留学を進めてきたのは
本当のことがばれるのを恐れて
私をジアンとへソンから
遠ざけたかったからだ。
私を思ってのことじゃなかった。）

ジスの心は完全に拗れてしまいます。

ジスはスーツケース一つ持って
夜遅く財閥の家を訪れ
出てきた両親に
「ここが私の家だそうだから
ここで暮す」と告げます。

その頃ジアンは山の中を彷徨い自殺を図ろうと・・

☆☆☆

ジスは財閥の家に行くことにしたんやな・・
半分は育ての両親への当てつけや・・
でもなぁ・・
ジアンとちゃってこれは面倒なことになるで・・
ジアンは自分から望んで財閥に馴染もうしとったからな・・
でもジスはちゃうねん・・
実の親のことも恨みはじめとるしな・・
ジアンは自分が財閥の娘だと思うとった時
行方不明になった経緯とか
気にしとらんかったな・・
それより財閥の雰囲気に飲まれて
右往左往しとった・・