レモンタルトの夢

イラスト、写真、お話しなどを載せています。時々根尾くん♪

映画「ラストクリスマス」

あらすじ


ネタバレあります。



幼い頃から歌手を夢見るケイト。
今はロンドンにあるクリスマスショップの
店員をしています。


オーディションに落ちまくり、
いい加減な生活態度で
お店や友人たちに迷惑をかけ、
家族ともうまくいきません。


そんなある日、
ケイトは配達員をしているという青年、トムと知り合いに
なります。


トムはちょっと風変わりな青年で
こんなことを言います。
「携帯は家の戸棚に置きっぱなし。
縛られるのは嫌なんだ」


それでも二人は徐々に親しさを増していきます。


ケイトはトムに自分のことを話します。
「去年心臓の移植を受けてから
自分が自分じゃないような気がする」


そんなケイトにトムは
「その人の人格は
毎日の小さな行いで出来上がっていくんだ」


トムに感化されて
ケイトは自分自身を変えていきます。


移民用のシェルターの前で歌を歌い寄付を集め、
酷いことを言ってしまった姉に詫び、
友人たちにプレゼントを渡してまわります。


ところがトムがある日ケイトに告げます。
「もう僕に頼らないで欲しい」


ケイトがトムのアパートを訪れると
不動産屋がいて部屋は一年前から
売りに出されていると・・
「この部屋の持ち主は亡くなったんですよ」


ケイトが棚を開けると
携帯電話が一台置かれていました。


ケイトはトムが自分の心臓のドナーだったことを
悟ります。


「僕のハートはずっと君のものだ」


ケイトは友人、家族を集めて
シェルターでコンサートを開き、
心を込めて「ラストクリスマス」を歌うのでした。