なずなちゃん 「クリスマス」
なずなちゃんはクリスマスの朝、
いつもより早く目をさましました。
昨日の夜、枕元に置いておいた
サンタさんへのお手紙と
おかあさんが用意してくれた
牛乳とビスケットが無くなっています。
そのかわり、
お菓子の入った可愛いサンタブーツと
お願いしていたうさぎの髪留めと
猫のすずの新しい首輪が置いてありました。
「サンタさん、来た!」
なずなちゃんはブーツと髪留めと首輪を持って
朝ごはんを食べているおとうさんのところに
走っていきました。
「おとうさん、サンタさん、来たよ!」
「おー、よかったな。
なずな、いい子にしてたからだよ。」
「うん、ねぇ、おとうさんのところにも
サンタさん、来た?」
「おとうさんはもう大人だから、
サンタさんは来ないよ。」
「ふーん、そうなんだ~。
かわいそうだね・・」
おとうさんはちゃんとサンタさんからプレゼントを
もらっていました。
それは、なずなちゃんの笑顔と、
サンタさんへのお手紙・・
『さんたさんえ。
おかしおどうぞ。
きおつけてかえってね。
なずなより。』
メリー・クリスマス♪
☆☆☆
メリー・チョコレートのサンタブーツのお菓子。