小さな手紙 〜レモンタルトの夢〜

イラスト、昔ばなし、愛犬の写真など

続き

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北村はタミが

兄に結婚の承諾を得てきたと思い、

タミを懇意にしている宝石店に

連れて行きます。

そこには戸沢もついて行ったのです。


北村や店の主人は

タミに1000万以上もする

ダイヤモンドを勧めますが

タミはオレンジ色に輝く

30万ほどのメキシコオパールから

目を離せなくなります。


翌日体調を崩したタミのアパートを

戸沢が訪ねて来ます。


タミが北村のプロポーズを断ることにしたと告げると、

戸沢はようやくタミに結婚して欲しいと言い出したのでした。

タミが、もっと早く言ってくれれば

良かったのにと言うと


「君にだけはふられたくなかった。

ふられるくらいなら一生友達でいいと

思っていた」

と戸沢は答えたのでした。


後日戸沢が北村に謝罪すると

北村は

「はじめから君がライバルだと

わかっていたよ。

あれから君があのメキシコオパールを

買ったと聞いて、

もうダメだとわかった。

潔く諦めるとしよう。」

そう言って恐縮しきっている

戸沢に笑いかけました。



自分の気持ちには正直に

ならないとね…