夢を買う(日本昔話)その一 写真追加しました(*^_^*)
昔、貧しい家の若者が
隣の村まで仕事を探しに行くことにしました。
それでおっかさんが出かけに
握り飯をふたつこしらえて
持たせてくれました。
若者は途中で道端に座り込んでいる
おじいさんに出会いました。
聞けば腹がひどく減っているけれど
お金も食べるものも持っていないと。
丁度昼時のことで
若者はおじいさんに
握り飯をひとつ渡し
自分もそこで食べることにしました。
おじいさんは美味しそうに
握り飯を食べ
満腹になったためでしょうか、
居眠りをはじめました。
しばらくして目をさましたおじいさんは
「こんな夢を見た」と
若者に夢の話をはじめました。
つづく
☆★☆
時間になると
玄関でコイケさんを待つリーコ。
健気・・。