レモンタルトの夢

イラスト、写真、お話しなどを載せています。時々根尾くん♪

たまみ 「おっちゃんの水玉のシャツ」

おっちゃん、自分の新しいをシャツを買うてきた。
大きな水玉模様の入った
おっちゃんのセンスがきらりと光る服や・・


おばちゃん、そのシャツを見て
昔のことを思い出したんやと・・


おばちゃんとおっちゃんが
はじめて「デート」いうやつをした時、
おっちゃん、紺色に水玉模様のシャツを着てきたんやと・・
おばちゃん、そのシャツを見て
「こんなシャツ、一体どこで買うんだろう・・」、思たらしい。
おばちゃん自身、水玉模様の服を着たことは
いっぺんもない・・。


一緒になって、おばちゃんはそのシャツを
「もう古くなってたから」ちゅうて
捨てた・・それを知って
おっちゃんは「あれは一番のお気に入りだった・・」と
ひどく残念がったと・・


おばちゃんはあの時のおっちゃんの言葉が
冗談やなかったと
今更ながら知った、いうことやな・・


「ヴィネガー・ガール」アン・タイラー

あらすじ


29歳のケイトは大学を中退してから
伯母のコネで入ったプレスクールで
アシスタントとして働いています。


変わり者で免疫学の研究者の父親と
男の子にモテモテの高校生の妹と三人暮らし。
ケイトは家事全般を受け持ち
毎日職場と家の往復。
趣味と呼べるものは庭いじりだけ。
友人とは疎遠になり
恋人もいない。


お世辞の一つも言えないケイトには
時々子供の保護者からクレームが来ます。
でも仕事を失ったら
何をしたらいいのか、何がしたいのかわからない・・


そんなケイトにある日父親が
とんでもないことを頼んできます。


父親の助手として働いている外国人の男性のビザが
もうすぐ切れてしまう。
それでアメリカで永住権が取れるように
彼と「形式だけの結婚」をしてくれないかと・・


はじめ父親の言うことを無視していたケイトですが、
だんだん気持ちが変わっていきます。


「これは今の自分の生活を変えるチャンスかもしれない」


準備万端。


コイケさまが

水槽を買ってくださいました…

あとはメダカの卵が届くのを

待つばかり…




大好きなアンタイラーの小説。

よかった。