おっちゃん、自分の新しいをシャツを買うてきた。
大きな水玉模様の入った
おっちゃんのセンスがきらりと光る服や・・
おばちゃん、そのシャツを見て
昔のことを思い出したんやと・・
おばちゃんとおっちゃんが
はじめて「デート」いうやつをした時、
おっちゃん、紺色に水玉模様のシャツを着てきたんやと・・
おばちゃん、そのシャツを見て
「こんなシャツ、一体どこで買うんだろう・・」、思たらしい。
おばちゃん自身、水玉模様の服を着たことは
いっぺんもない・・。
一緒になって、おばちゃんはそのシャツを
「もう古くなってたから」ちゅうて
捨てた・・それを知って
おっちゃんは「あれは一番のお気に入りだった・・」と
ひどく残念がったと・・
おばちゃんはあの時のおっちゃんの言葉が
冗談やなかったと
今更ながら知った、いうことやな・・