小さな手紙 〜レモンタルトの夢〜

イラスト、昔ばなし、愛犬の写真など

続き

加代の言葉に打たれて、

嘉平とおてるは

お京を信吉のもとに嫁入りさせる決心をします。


そして加代と弟を引き取って

育てることにしたのです。


まだ自分達が

隠居するような年でもないと

気がついたのでした。


「何年かしたら

二人目の娘の花嫁姿を見られますね」


そう言うおてるに

嘉平は

「子供達の親が戻ってきたら

困ったことになるかもしれない」と

心配します。


おてるはこう答えたのでした。


「この子達の若い叔父さんは

たった一人で子供達を守っていく覚悟をしていたのです。

私達には年の功もあります。

実の親になったつもりで

守っていきましょう」


終わり