小さな手紙 〜レモンタルトの夢〜

イラスト、昔ばなし、愛犬の写真など

神さまの稲刈り 昔話

昔ある村に

貧乏だけど親切な若い夫婦が

住んでいました。


二人は小さな田んぼを持っており

明日は稲刈りという前の晩

汚い身なりの旅人が

泊めてほしいとやって来ました。


夫婦は旅人を心よく泊めてやり、

晩飯と朝飯を食べさせてやりました。


すると旅人は夫婦に

お礼に稲刈りを手伝わせほしいと

言い出しました。


それで三人で一日働いて

全部の稲刈りを終え

旅人はもう一晩

泊まることになりました。


翌朝、田んぼを見てみると

稲刈りを終えたはずなのに

田んぼにはまだまだ

稲が残っています。


それでまた夫婦と旅人の三人で

一日稲刈りをしました。


そんなことが一週間続き

全部の稲刈りを終えて

旅人は夫婦に別れを告げ

出て行きました。


次の年から夫婦の田んぼは

たくさん米が取れる様になり

二人は豊かに暮らせるように

なりました。


おわり