(昔話)ねずみの伊勢参り その二


ねずみの伊勢参り その二


ねずみたちが村を後にして幾日か経った時
目の前に大きな川が現れました。
あたりに渡し船も見当たりません。


川を渡れば目指すお伊勢さんはもうすぐです。
しかしその川幅の広さに
ねずみたちはすっかり怖気づいてしまいました。


その時チュー作はあの神様の言葉を思い出したのです。


「さぁ、みんなお互いの尻尾をくわえて
川に入るんだ
“どんぶら入って、尻尾にかぶつき、チューチューチュー”」


ねずみたちは互いの尻尾をくわえて
一列になり、手足を必死に動かして泳ぎ
誰ひとり流されることなく
川を渡り切りました。


つづく



チラシの写真を参考に描いてみました。
着物難しくてよくわから~ん、
っていうことで下描きで一旦中止。