カンパニュラ (追記あります)
カンパニュラの花が一輪咲きました~うれしい(*^_^*)
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今、杉本章子さんの本「春告鳥 女占い12か月」っていう
本を読んでいて(短編集)、表題作の「春告鳥」が
すごく良かったのです。
昔読んだ
山本周五郎の「花匂う」を思い出しました。
以下ネタばれです。
「春告鳥」はどんな話かっていうと
親に決められた相手と結婚して
舅姑にも大事にされていた主人公が
夫に隠し子がいた事を知って
(舅姑も知っていた)
自分から離縁を申し出て実家に帰って来る。
そして昔密かに想いを寄せていた
自分の兄の友達と結ばれるっていう話。
と簡単に書くとそんな話です。
昔の武家では結婚は家同士の取り決めで
好きだからといって
簡単には結婚できなかったらしいので
こういうお話が成立するわけですね~。
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ちなみに「花匂う」のストーリーは
「幼なじみの多津が嫁ぐ相手には隠し子がいる。
それを教えてあげようとして初めて、
直弥は自分が多津をずっと愛していたのだと気づく。
そうであるからには隠し子のことは告げるわけにはいかない。
中傷になるから……。その後の二人のたどる歳月を通し、
人生の深い味わいを感動的・・」(アマゾンの商品紹介より)