小さな手紙 〜レモンタルトの夢〜

イラスト、昔ばなし、愛犬の写真など

彦一ばなし(朝顔)その三

さて、そのあくる日。


殿さまは菩提寺で
ご先祖のお墓に参られてから、
彦一の家におまわりになりました。


「彦一のやつめ。
負け惜しみを言いおったが
この昼日中に朝顔を咲かせることは
出来ぬであろう」


殿さまがこう思っているうちに
お籠は彦一の家の前に着きました。


午の刻となり、
お天道様は地面をかんかんと照りつけています。


彦一は家の前で殿さまを待っておりました。


「彦一、約束通り参ったぞ」


殿さまは彦一に声をかけました。


「ようこそ、おいでくださいました。
さぁ、どうぞこちらに」


彦一に案内されて庭に入った殿さまは
アッと驚きの眼を瞠りました。




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