灰坊たろう その三
何年か経ち、灰坊たろうは
心根のよい若者に育ちました。
でも仕事は相変わらず風呂焚きで
いつも顔や手足はススや灰で汚れていました。
ある年の秋祭りの日、
村人たちはみなうきうきと
出かけて行き、
灰坊たろうもはじめて自分も祭りに行ってみたいと
思いました。
そこで大事にしまっておいた扇を取り出して
新しい着物を出し、
笛を吹いて馬を呼び出しました。
そして顔と身体を洗って着替えると
馬に乗って祭りに出かけていきました。
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コメント、ありがとうございます。
お返事明日以降に・・。
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懐かしいお菓子。
エースコイン。
なんかかわいい。
今好きなお菓子。