レモンタルトの夢

水彩画と色鉛筆イラストのブログです。

とっつこうか ひっつこうか その三

「とっつこうか ひっつこうか」その三


お金持ちになったおじいさんたちの家の隣には
意地悪で欲深いおじいさんとおばあさんが
住んでいました。


それで自分たちもお金持ちになりたいと
山に行くことにしました。


ふたりは話に聞いた大きな木のところまで行くと


「とっつきたいなら とっつけ
ひっつきたいなら ひっつけ」と言いました。


でも何も落ちてきません。


それでもっと大きな声で


「とっつきたいなら とっつけ
ひっつきたいなら ひっつけ」と


叫びました。


すると、木の上から
沢山の百足で落ちてきて
ふたりの身体にくっつきました。


ふたりはわーわー叫びながら
百足を身体から取ろうとしましたが
なにしろ百足には足が多くて
しっかりくっついています。
それで全部取るのに難儀しました。
ふたりは
「せめて百足じゃなくてムカゴなら良かったのに」と
嘆いたという話です。


おしまい。
☆★☆


おまけ


プリンアラモード
なんとなく懐かしい感じ。