レモンタルトの夢

水彩画と色鉛筆イラストのブログです。

おもちゃの船と扇子の絵 その二

おもちゃの船と扇子の絵 その二


またある日、寺子屋の先生が子供たちに言いました。


「鳥の絵を描いた扇子を持って来なさい」


お金持ちの家の子供たちは
扇子屋に行って鳥の絵の描かれた立派な扇子を
買ってきました。


貧乏な家の子はそんな立派な扇子を買えるはずもなく
道ばたで泣いておりました。


するとまたお坊さんが通りかかり、
子供に家にある扇子を持ってこさせました。


その扇子はぼろぼろにやぶれていましたが、
お坊さんはやぶれたところをうまく貼り合わせ
扇子に鳥の絵を描いてくれました。


お金持ちの子供たちは
貧乏な子供のつぎはぎだらけの扇子を見て
笑いました。


子供たちが先生に扇子を見せると
貧乏な子の扇子の鳥が
「こけこっこ」とうたったのです。


先生はたいそう驚いて
「もう一度鳴いたら宝の鳥だ」


そう言うか言わぬかのうちに
扇子の鳥はまた「こけこっこ」とうたいました。


お金持ちの子は悔しがり、
貧乏な子とケンカをはじめました。


先生はふたりを止めるのに
たいへんな思いをしたということです。


のちにこの三人は星になりました。
お金持ちの家の子は「しちせい星」
貧乏な家の子は「子の星」
その間の「やえら星」というのが
寺子屋の先生だということです。


おわり


調べたら
「子の星」は調べたら北極星のことでした。
「しちせい星」は北斗七星のこと?
「やえら星」はわかりませんでした。


鳥が扇子から飛び出してます。



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今日は小さいのが六つ咲いています。