「犬と猫とうろこ玉」（４）

（前回は犬と猫が番頭に盗まれたうろこ玉を
取り返したところまで）

帰り道を急ぐ犬と猫の前に
大きな川があらわれました。

見まわしても橋がかかっているところは
ありません。
「どうやってこの橋を渡ればいいんだろう」
考え込んでいる二匹の前に
キツネがやって来て
二匹を自分の背中に乗せて
向こうまで泳いで渡ってやると
言います。
二匹はキツネの背中にのって
無事に川を渡りました。

キツネは二匹の持っているうろこ玉を見て
「その玉で少し遊ばないか」と
言います。
二匹はお礼のつもりで
キツネとうろこ玉で遊ぶことにしました。

三匹はうろこ玉をまりのように
ポーンポーンと遊びます。
ところがキツネがうろこ玉を受けそこない
うろこ玉は川に落ちてしまいました。
二匹はがっかりしてまたおじいさんの家へと
歩き出しました。

（つづく）

キツネは泳げたのに犬は泳げなかったのかな？

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今朝の朝顔
雨ですが、３つ咲きました。

リーコの夏の思い出　

首長リーコと浴衣のリーコ