コロポックル
コロポックルのはなし
コロポックルは北の土地に暮らす
小さな人たちです。
コロポックルの食べ物は川や池で捕まえる小さな魚や
木になる果物などです。
木の実はリスや小鳥たちと分けあいます。
コロポックルはとても優しい性質で
冬になると人間たちが食べるものに困っていないかと
心配して
人間の住む家の玄関に食べるものを
そっと置いておいたりします。
コロポックルは恥ずかしがり屋で
人間に姿を見られるのをたいそう嫌います。
人間に姿を見られたと知ると
コロポックルは皆揃ってよその土地に
引越してしまうのです。